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改正建築基準法の概要をまとめたPDFファイルがダウンロードできます(PDF:1.01MB) 改正建築基準法PDFファイル
 
すべての居室に換気扇の設置が義務化
 
リビングや寝室、子供部屋でも、法定換気回数をクリアする換気設備が必要になりました
 
リビングや寝室、子供部屋など、すべての居室に24時間常時換気が義務付けられました。
また、一時間に何回部屋の空気が入れ替わるかを表す「換気回数」が定められ、換気の質についても法律の規制ができました。
 
●すべての居室に、以下のいずれかの換気設備を設置する必要があります
内装材にホルムアルデヒドの発散量が少ない建材を使っても、家具などからホルムアルデヒドが発散する可能性があるので、すべての居室で強制的な換気が必要になりました。
 
1.機械換気設備
24時間常時換気できるシステムを設置する必要があります。住宅に設置する場合は
これが主体になります。
2.中央管理方式の空気調和設備
主にビルなどの大型システムで使用されます。
3.空気を浄化する機械換気設備
平成15年現在では一般化されておらず、今後の開発が期待されている設備です。
   
●法定「換気回数」をクリアする換気能力が必要です
 

ホルムアルデヒドの発散量が少ない規制対象外建材を使用する場合でも、換気設備を設置し換気回数をクリアする必要があります。
第2種、第3種建材を使用する場合、換気回数はさらに細かく規定されています。
→「使って良い内装材と、使えない内装材」参照
給気側または排気側の換気風量で換気回数を計算し、法定換気回数を満足しなければなりません。
  表:換気回数
   
●3つの換気方式から、最適な方法を選びます
  3つの換気方式から住宅の条件に合わせて自由に選びます。
東芝では「第1種換気方式」と「第3種換気方式」をおすすめしています。
 
図:第1種換気 図:第2種換気 図:第3種換気
 

 
さらに詳しく知りたい方へ
改正建築基準法・用語解説
換気経路
効率的に換気設備を設置するには、換気経路をよく検討する必要があります。
廊下などを換気経路とする場合には、居室との境が以下のような建具であれば良しとされています。
 
[通気が確保される建具の種類]
図:換気経路
   
 
平均天井高さ
同一居室で、吹き抜け部など、一部の天井高さが異なる場合は、平均天井高さを、その木居室の天井高さとします。
平均天井高さ(H)の求め方 図:平均天井高さ
   
 
天井高さと換気回数
天井の高い居室では、必要換気回数の値が小さくなります。天井高さと換気回数の関係は下図の通りです。
換気回数
   
 
スイッチ
換気設備は24時間常時運転しなくてはならないので、そのスイッチは、容易に停止されない構造であることが求められます。採用できるスイッチは以下の通りです。
常時運転を指示する注意書きが貼付けてあるもの
短時間作動レベルを低減または停止させ、その後自動復帰する機能などを有するもの
切りボタン(OFFスイッチ)にカバーを設けたもの
長押しスイッチで作動する構造の切りスイッチ
常時運転の浴室換気設備(暖房、乾燥機能付きを含む)で、冬期入浴時の冷気流対策として、自動復帰する一時停止スイッチおよび風量を低減するスイッチ
   
 
建物全体の居室容積(気積)計算
居室をひとつ一つの部屋毎にわけて合算しても良いし、「建物の延べ床面積×平均天井高さ」を
容積(気積)としても良いものです。
   
 
冬期の換気回数
冬期は夏期にくらべ室内外の温度差が大きく、隙間などからの自然換気量が夏より多く見込めるため換気回数を緩和することもできます。
表:冬期の換気回数
   
 
換気設備の設置義務がない居室
常時外気に解放された「開口部と隙間の面積の合計」が、床面積1m2あたり15cm2以上の居室。
 
6畳間なら 12.1cm四方相当の穴
8畳間なら 13.9cm四方相当の穴
10畳間なら 15.6cm四方相当の穴
   
真壁造で外壁、天井、床に合板などを用いていない居室
   
 
※真壁造とは 真壁造
壁面が柱と柱の内法(うちのり)面に仕上がり、柱き構造体と同時に化粧材ともなる。
とくに和室などの伝統的な室内に用いられる。
 
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